ここは、2009年9月23日で閉館が決まってしまった                 「イトーヨーカドー子ども図書館」が大好きで、                   蔵書の数々と、自由で暖かい読み聞かせが出来る空間と                    お別れしたくない!                                   と考えたお母さん達が作ったブログです。

夏の空気

みなさま 暑さの中お変わりありませんか?びっくりするほど高い気温が続くかと思えば、長袖が欲しくなるような雨の日があったり…。郡山の夏もなかなかキビシイですねぇ。

がらがらどんのおはなしのじかん。8月は、夏の気持ちよさと、最近増えた小さなお客様からヒントをいただいて「たまご」をテーマに楽しいものを集めました。

はじめは、鮮やかな色が目を惹く『なんのいろ~なつ~』    タイトルから予想される通り、4つの季節全てをテーマに、きれいな色とかたちから 季節の風物を思い出させてくれる1冊です。 

つぎは、たくさんの夏野菜がざんぶり水浴びをする『あー いいきもち』    「こどものとも」らしい、しっかりリアルな絵と目を見張る発想。擬人化、というものは、目鼻をつけるだけではないのだなぁ~と感心してしまいます。

ここでわらべうたあそび。『おふねがぎっちらこ』は、お子さんの人生にたくさんの幸せが来るように、との願いのうたです。うたの気持ちがわかると、身体をくっつけて「ぎぃこ ぎぃこ」する楽しさが、しみじみとした喜びに思えてきます。
『こまんか なみ』は、波の動きを体であらわす、小さい人たちには人気の背伸びあそびができます。このうたは九州の言葉ですが、いろいろなお国言葉をうたで耳にするのも、なかなか面白いものですよねface02

さて今度はもうひとつのテーマ「たまご」。 まずは『いろいろ たまご』    新しいメンバーのTさんが、臨場感face08たっぷりに読んでくれました。先月のやさいの本にも似ていますが、いろんな種類のたまごのお料理がでてきます。ぐつぐつ、ころん、ぐにゅ…なにができるかな??よく見ると、面白い素材を使った貼り絵のこの絵本。同じ仲間の本に「いろいろじゃがいも」「いろいろごはん」もあります。どれもおいしそうですよ~(^^)

たまごのお料理、といえば 忘れちゃいけないこのふたり。『ぐりとぐら』の登場です!!    大きな大きなたまごを使って、すてきにおおきくていいにおいのかすてらを作ってくれます。次にどうなるか、じつは知ってるんだけど、やっぱりページをめくられるのが楽しみになる。本当に、素敵な力のあるおはなしですね。

最後は大型絵本で、やぎゅうげんいちろうさんのダイナミックな絵を堪能する『たまごのあかちゃん』    「でておいでよ」の掛け声に、たくさんの赤ちゃんが飛び出します。まさにたまごから出たばかりの、がらがらどんのお客様達とイメージが重なります赤ちゃん

工作のじかんは、ちょっとママ達に張り切っていただいて、色画用紙をじゃばらに折って作る「くるりん うちわ」でした。今回用意したのは、真っ赤な紙でスイカの形になるものと、黄色の紙でヒマワリの形になるもの。扇子のように折りたためて、広げるとパッと楽しい気持ちになります。
気合を入れてスイカの種を描き込んでいた女の子、ホチキス留めの位置を工夫して頑張ってくれたお母さん。みなさんありがとうございました。

さて。次回からはいよいよ、第2火曜日開催に移ります。場所は変わらずニコニコこども館3階 世代間交流室で9月9日(火)10時30分から、笑顔も変わらずお待ちしています。
  


10月のご報告(^^)

寒いと感じる風が吹いたり、汗ばむような陽が照りつけたり、にわか雨に襲われたりと、大忙しの秋ですが、皆様お変わりありませんか?今月のおはなしのじかんは、「食欲の秋特集」でした!!

さいしょのごあいさつ『うさぎ うさぎ』はかわらず。はじめの絵本はこどものとも年少版の『サンドイッチ サンドイッチ』    こどものともシリーズでよく出てくる、とてもリアルで触れそうな、いい香りがしてきそうな綺麗な絵の食べ物絵本のひとつです。食パン、瓶入りバター、つやつやの野菜に豪華なハム!重ねる前からおいしそうな数々の食材を、並べてマヨネーズでぐるぐる~~っ!はさんで切って、出来上がりface02  はぁ~。おいしそうだった!

サンドイッチ気分(?)が盛り上がったところで、食べ物の手遊びうたをふたつ。最初は「おべんとばこのうた」もちろん、サンドイッチヴァージョンです!  数の数え唄にもなっている歌詞の中には、サクランボとか、イチゴとか「ん?これみんな一緒に入れるの?パンにはさむの?」と疑問に思うものもありますが、きっとお弁当箱の中の別のところにデザートとして入れるのですよね♪   もうひとつは「きゅうりがきゅきゅきゅ」   幼稚園の教室ではよく聞かれるかもしれないうたですね。いろいろな野菜の最初の文字をとらえて、からだ遊びになっている楽しいうたです。ちょっと調べてみたら、ホントに色々な種類の野菜が出てきて、からだを使う楽しみ方も色々で面白かったです。がらがらどんでは、最後にモヤシでこちょこちょとくすぐって終わる版にしました。くすぐりうたは、お子さん達も途中からわかっていて、待っている感じがたまらなく楽しいですね♪

もう一冊こどものとも絵本で『たべもの』    これまた飛び出してきそうな美しい絵で、さまざまなお料理やお漬物が出てきて、食べた時の食感や音が紹介されます。ちょっとダジャレっぽいことば遊びの要素もあって、素敵な絵本です。ラッキョウ漬けやタコのお刺身など、小さいお客様達はまだ食べたことがない物もあったかもしれないですが、これからの楽しみにしていただけたらいいなぁ。いつか食卓に出てきた時に「あ!あの時のアレはこいつかぁ」なんてね。

こんどはハッキリとことば遊びの食べ物絵本『おやおや おやさい』    夏に読んだ『くだもの だもの』と同じ作家さんのシリーズ絵本で、野菜たちの秋の大運動会の一日が、回文の様なダジャレの様な、楽しい言葉であらわされています。野菜たちの表情がとにかくオモシロイ!!おすすめですよきらきら黄色

次の絵本はお料理!今年の春のこどものとも年少版に登場した『カレーライス』です。    野菜を並べて、洗って切って、お鍋に入れて、ぐつぐつ…。何時であっても「おなかすいたぁ~」という気分になっちゃいます。

最後の目玉は。有名な絵本『おおきなおおきな おいも』の、メンバーFさん手作りの長~い巻き絵紙芝居(?)    実際に見ていただくとわかりやすいのですが、絵本の絵を長~~い紙に続けて描いて、昔の巻き手紙のようにくるくると巻いてあるペープサートなのです。見たいページをすすっと伸ばして、次の絵をまたすすっと伸ばして…あの大~~きなおいものところは、ずずずい~っと長く一気にお見せできるという、たいへん優れモノのアイテムです!小さいお客様には、少し長いおはなしではありますが、おいもの大きさと出てくる子どもたちの思いつきの面白さで、しっかり楽しんで頂けた、と思います!
   

『さよならあんころもち』をして、今回の工作は読書週間にちなんで…「自分で作る絵本」にしました!八つに折り線をつけた色画用紙に切り込みを入れて、パタパタ折りたたむと6ページの本のような形になります。これに、丸や三角に切った折り紙を貼り付けて登場人物にして、家族を紹介する絵本を作っていただきました!小さいお客様もお母様方も、それぞれびっくりするような工夫を凝らして、個性あふれる楽しい1冊を作っていってくださいました。お手伝いするメンバーも、見ているだけで嬉しくなっちゃう素晴らしい作品ばかりでした!

お腹一杯気分で楽しかった今月もこれでおしまい。次回は11月1日の金曜日です。ニコニコこども館世代間交流室にて10時30分より、笑顔でお待ちしております赤ちゃん

そして。この10月4日の翌日に行われました『みんなのボランティアまつり』!!こちらも盛況で、素敵な空間と時間を皆様と共有できました。来て下さった皆様、本当にありがとうございました。こちらのご報告は、近々 またあらためて記事にさせていただきますね。お楽しみに~~icon23  


夏はやっぱり、おまつり!!

ついに梅雨明け宣言となった(…けど急な豪雨に見舞われまくってますが^^;)東北地方、暑~い時間がますます増えてきましたね!夏休みも後半を迎えて、お子さま方もおうちの方々も、お元気ですか?!
8月2日に行いました、おはなしのじかんのご報告ですキラキラ

今回は、夏休み中の小学生の女の子女の子がお手伝いしてくれました。お客様でもありながら、会場準備や展示する本の選定などを一緒にしていただいて、メンバーも新鮮な気持ちになれました!子どもさん自身が選ぶ『読んでみたい絵本』って、やっぱり目の付けどころが違うというか、ほほ~う、すごいな~~と感心してしまいました。

いつものごあいさつ「うさぎ うさぎ」で始まって、最初の絵本は「こどものとも」の人気シリーズ『わにわにのおでかけ』    強烈な印象の絵で、考えてみたらものすごく不思議な光景がフツーに広がっていく「わにわに」のおはなし。この作品では寝付けなくて外に出たわにわにが、お祭りの夜店を満喫します。『よし よし よし』のニコニコ顔が、こわくてかわいい(^^;

お次はむかしながらの夜店がいっぱいでてくる絵本『えんにち』    この本には、文章がほとんどありません。読み聞かせの演者としては、とてもとても勇気のいる一冊なのですが、とにかく絵が良いし、淡々と進んでいくと、不思議にワクワクした気持ちが盛り上がってくるところがメンバーみんな気に入ったので、Dさんが気合を入れて魅せてくれました。いろんな屋台が出てきて、子どもさん達が良く知ってるものも、知らないものも、お母さんが大きくうなづいてるものもあり、やっぱり「紹介して良かった」なんて思えたのでした。

つぎは、鮮やかな海と空の色が美しく、一見よこながの絵本を縦にめくっていくダイナミック絵本『うえにはなあに したにはなあに』    とにかく、いろいろな生き物や植物を面白いアングルでとらえた絵が魅力です!!おはなし(?)の真ん中に来ると、ぐるっと絵本を回して、逆側にページをめくっていくのも単純に面白い!ぜひ、実際にお手にとっていただきたい絵本です。

さて、もういちど「わにわに」の登場です。今度はなんと、42センチの大型絵本で『わにわにのおふろ』です。    お風呂を存分に楽しんで、満足気に出てゆくわにわに。見ていたお客様達がみんな「シャンプー、出しっぱなしだ」「おもちゃを置きっぱなしだね」と散らかし屋のわにわにを注意してくれちゃうのがオモシロかったです。みんなおうちでおかたづけはキビシく言われてるのねface07
このシリーズ、わにわにがいろんな事をしていくのを、喜んで見ているのか、困ったなぁ~と迷惑に思っているのか、つかみきれない感じもあるのですが、作者さんがわにわにを大好きでおられる事は良くわかります。だから、見ている私たち読者は安心して「いいぞぅ♪もっとやれやれぃ!」となり行きを楽しみにしてしまえるのだと思います。
この「わにわに」シリーズ、今のところ5冊出ています。どのおはなしも、ほほえましくて、ちょいとコワくて、とってもシュールな味もあって、おススメです。声に出してお子さんに読んであげる時には、ぜひともおじいちゃまに読んで頂きたい!!年輩の男の方の声がぴったりハマり、おもしろさが格段に膨らむこと請け合いです!

今月も、プログラムの最後にわらべうたをもってきました。ちょっと体を使った遊びうたで盛り上がっちゃうと、また座っておはなしを聞く気持ちに戻るのが大変かなぁと考えてこのようにしました。今月は3曲。波に関するうたと、おみこしうたでざんぶりざんぶり動いてもらいました。ここでも小学生のお姉さんにおみこし担ぎ屋さんになってもらって、小さいお客様を乗っけてわっしょいわっしょい。楽しい笑い声でいっぱいになりました。

「さよならあんころもち」でいったん締めくくり、工作のじかんもお祭り気分で『水のいらない水ヨーヨー』!?    牛乳パックをハサミで切り開いて、中側の白いところに好きなシールで飾りをつけて。硬いところにゴムをくっつけてホチキスで留めたらあら不思議。指に引っ掛けて弾ませるヨーヨーの出来上がりです。扱う紙が固いので、お母さん達の手伝いは必須でしたが、みなさんなかなかすてきなものをつくって、びよんびよん遊んで行かれました。

来月もまた第1金曜。9月6日です。ニコニコこども館世代間交流室で10時30分プログラム開始です。そろそろ秋の気配を感じる内容を用意して、笑顔でお待ちしていますね。
  


鮮やかな 夏!

またまたすっかりご報告が遅くなってしまいましたが、がらがらどんも まめちも元気ですよ。7月5日に行いました「おはなしのじかん」は、12組という、最近では珍しい盛況で、お部屋もなんだか暑くなるほど盛り上がれた回でした!!

今回は『夏らしく、きれいな空やいろんな果物の鮮やかな色の特集にしよう!』というコンセプトのもとに集めたおはなしやうたでお送りしましたface02    「うさぎ うさぎ」で始まって、最初は長新太さんのフシギふしぎ絵本「へんなおにぎり」    パリッと晴れ渡ったきれいな青空に、変な形の雲が出てきます。この雲が、山や町に行ってオモシロいたずらをしてくれちゃいます。『ど~~すんだこのあと?!』って、まともな突っ込みを入れても応えはありません…。長新太さんって…やっぱり…スゴイ…です。ついでに、変じゃない「おにぎり」のおいしそうな0・1・2えほんも紹介させていただきました。

次は、どの季節でもよく使われる、おいしそうな絵本の代表と言っても良いでしょう「くだもの」    まるで画面から飛び出してきそうな、立体的な果物の数々!切って、皮をむいて、優しく『はい、どうぞ』とさしだされる幸せ…。ちいさいお客様みんなが、出てくる果物を大きな声で教えてくれました。

もう一つ、くだもの絵本で「くだもの だもの」こちらも、とってもリアルなくだもの達に、マンガの様な眼鼻と手足がついて、だじゃれみたいな、回文みたいなオモシロ言葉がぽんぽん飛び出す1冊です。お母さんもクスリと笑ってくれちゃうのが、読んでいる側の快感です♪

さらに更に、色鮮やかなくだもの絵本「ハンダのびっくりプレゼント」です。    アフリカの女のハンダが、となり村の仲良しのお友達にあげようと、いろいろなくだものをかごに入れ、そのおおきなかごを頭にのせて歩き出します。お友達に会うまでに、果物はひとつ減り、ふたつ減り…。でも最後はニッコリ嬉しくなれるおはなしです。

今回は一番最後にわらべうたを3つご紹介しました。桃の実のうた「ゆっさ ゆっさ」 親子でくっついて楽しむゆさぶり遊びです。、   夕方の風情「ほたる こい」   歌詞はちょっと怖いけど、元気なうたの「きゃーろのめだま」    後の2曲はちょっとした仕掛けを用意して、めいっぱい楽しんで頂きました。ホタルの方は、角度を変えると藍色と金色に光る不思議な布をふわふわ揺らしました。夕涼みの散歩中にヒラッキラッとホタルを見つけたような気分を味わえたかと思います。カエルの方は、牛乳パックのパッチンカエルをい~っぱい箱に詰めて、最後の一声でぱぁっと飛び出させてみました!みんなキャッキャと喜んでくれて、メンバー全員大満足でした!


工作は、七夕さまの直前ということで、ちょうちんかざりをつくりました。少し厚手の色紙で、思い思いの色を選んでハサミでちょきちょき。ホチキスでぱっちん。ほたるのうたにもちょうちんが出てきたので、小声で唄いながら作ってみたり…。お子様達の選ぶ色の素敵さにお母さんもビックリ、な場面も見られました。

た~のしかった7月の回。次回8月は夏休み中の幼稚園生や小学生も来てくれたら嬉しいなぁ。8月2日金曜日、ニコニコこども館3階世代間交流室にどうぞいらしてくださいね。  


水のつぶ特集

やっと梅雨らしくなってきましたね。6月の「おはなしのじかん」は、雨や、川や長ぐつに関係のあるおはなしとうたでいっぱいになりましたicon11

「うさぎ うさぎ」のいつものごあいさつをして、最初の絵本は「ちいさな くも」    あの「はらぺこあおむし」のエリック・カールさんのダイナミックな色と絵が画面からあふれ出してくるような、元気な絵本です。みんなの前で読み聞かせをするのは初めて!というメンバーIさんが、がんばって読んでくれました。

続けてまた絵本「ちいちゃんと かわあそび」    とても優しい絵で、ほほえましい絵本なのですが、よく考えるとけっこう激しい事実が描かれている一冊。川で小さな子どもが、子どもだけで遊ぶ…なんて、今、実際にはまずないですものね。川でみんなで楽しく遊んでいる間に起こるいろんな事。びっくりしたり、困ったことが出てきても、自分で考えて次の事をやってみる。かわいらしく、淡々と進むおはなしではありますが、わたしは『子どもが遊ぶ』事の面白さと厳しさをを教えてもらったような気がしました。  イヤ、でも、本当にほほえましい、楽しいお話なんですよface02

ここでわらべうたのじかんです。外国の唱え言葉「フナの子は川に」  日本のわらべうた「どんぶかっか」  「おふねがぎっちらこ」    どれもお水に関係ある歌で、お母さんと小さなお子さんがくっついてゆらゆらする身体遊びになっています。今回の6組のお客様は、みんなちょうどこの「くっつきあそび」にピッタリのお年頃さんでした。お外遊びのできない日に、あるいはお風呂あがりや寝る前に、お子さんとゆらゆら遊びをしてみると、気持ち良くって楽しいですね。

もうひとつ、福音館書店の『0,1,2絵本』から「おさんぽ おさんぽ」小さな長靴をはいた小さな足の大冒険。これもまた「おお!そうくるかface04ああ、そうだよね~」という展開になります。ちいさい人達にとっては、周りにあるもの、出会ったものは何でも遊び道具になります。大人は、特にお母さんは、服や靴が汚れる、とかけがをしてほしくない、とかが気になってしまいますが、純粋に「楽しい」事に飛び込んでみるというのは、大事なことなんだろうなぁ~と思います。

最後は久しぶりの組木人形劇でした。ちょうど季節なので「ぞうくんのあめふりさんぽ」    このおはなし、「ぞうくんのさんぽ」シリーズの一つですが、単独で読むよりもあめふりじゃないときの「さんぽ」を知ってるほうがきっと面白い!!と思ったので、2本続けてお見せしちゃいました。いつでもごきげんでお散歩できちゃうぞうくん。あめふりでも、水の中でも…??
ぜひ、もうひとつのおはなし「ぞうくんのおおかぜさんぽ」もあわせて読んでみていただきたいです。面白さ倍増!ですicon14

「さよならあんころもち」のごあいさつの後、工作は「おさかなつり」。さかなの形に切った画用紙を好きな色でぬったり模様をつけて、クリップをくっつけたら畳の上にいっぱい泳がせて、磁石の釣竿でひょいひょいと釣りあげます!魚の色や顔には、お母さん達の方が夢中になっちゃって、いろんなお魚が泳ぎだしてました。

今回、みなさんに手にとっていただけるように会場に並べた「ちいさい 子どもとしょかん」のぬいぐるみさん達と遊んでくれるお客様が多くて、お好きなぬいぐるみを抱っこしたままおはなしを聞いててくれるお客様もいて、まめちはとても嬉しかったのです。それは、ヨーカドー子ども図書館で毎日見られた光景だからです。今はがらがらどん預かりとして、毎月みなさんにお会いしていますが、ぬいぐるみさん達は本当は毎日、誰かに抱っこされたいのだろうなぁ。みんなに愛されている有名なおはなしの中から飛び出してきた数々のお人形さん達にも、ぜひ会いに来てくださいね。お人形さん達もメンバーも、皆さんと仲良くできる時間を心から楽しみにしています。

次回、7月は5日の第1金曜日です。今度は鮮やかな色の広がる、夏らしいプログラムで楽しみたいと思います。ニコニコこども館3階の世代間交流室にて10時30分より。笑顔でお待ちしていますねface02  


春のたのしみ(^^)

すっかり半袖に切り替わってしまいましたね。梅雨入りまでは気持ちよく洗濯物を干して、お散歩や外遊びを楽しみたいものです。
たいへん遅ればせながら、5月10日のおはなしのじかんの報告をさせていただきます。


「うさぎ うさぎ」のごあいさつはいつも通り。今月の最初の絵本は『おおきな さくらの きのしたで』でした。    幼稚園にどっしりと生えている大きな桜の木。園児達の1年間はこの木と一緒に移り変わっていきます。ふんわりときれいな色使いの絵で、幼稚園生の1年間を追っていくおはなしです。  私達のお客様の大半を占める、幼稚園に行く前のちいさいお客様には実感はわかなかったかもしれませんが、お母様方にはきっと、しみじみとした気持ちになっていただけたのではないでしょうか?

次は、ホントにちいさな人が主人公の『おてて つなごう』    ちいさい子どもと手をつないで歩くと、ちょっと大きい兄弟にも、大人にも、ひとりで歩くのとは違う発見がありますね。あたたかい日差しの中でお散歩できるしあわせがじわりと来る1冊です。この春の「こどものとも 年少版」で、にしまきかやこさんの優しい絵に癒されます。

続けてもう1冊 絵本で『しっぽ』    長新太さんのトボケた動物たちが、なるほどというポーズで次々に登場する絵本です。しっぽから現れて、だれかと思えば…?ほうほう♪とページをめくるのが楽しくなります。

そして。今月は大型絵本をひとつ。ニコニコこども館の子育て図書館でも大人気❤とおススメしていただいた『たろうくんのじどうしゃ』です。    たろうくんが画用紙に描いた絵の自動車。ひとりで画面を飛び出して、大冒険の末に大変身をして戻ってきちゃいます。男の子も女の子も、ちいさいひとが一度は夢中になる「はたらくくるま」の楽しさいっぱいのおはなしです。


今回はわらべうたを最後にしました。おててつないだ楽しさを遊びにした『なべなべそこぬけ』  遠くまで歩かなくても、手をつないでくるりと回って…それだけでちいさい人はコロコロ喜んでくれます。その笑顔に大人もニッコリ。
もうひとつは『ゆき こんこんよ』  このうた。タイトルは『ゆき』ですが、雪のように降ってくる桜の花びらの唄なのです。春らしく、日本らしい優しいメロディと歌詞で、私は大好きです。めんばーFさんの手作りの、薄紙の花びらをてのひらにのせて、ふぅ~っと飛ばしたり、大きな絹の布にいっぱい花びらを乗せて、みんなで揺らしてふわぁ~~っと桜吹雪を作ったり。一度舞い上がった薄紙の花びらが降りてくる様は、とても風情がありました。

さよならあんころもちのごあいさつの後は、『しっぽ』をつくってみんなで動物になったつもりで遊びました!色とりどりのスズランテープを三つ編みにして、さきっちょを櫛でふさふさにして、ズボンやスカートの後ろにちょいとはさめばできあがり!もう少し大きなお子さんなら、「しっぽ取りゲーム」の楽しみもあるのですが、今回のお客様はみんな、好きな色のしっぽをつけてもらっただけでとっても幸せそうに走り回ってくださいました。なかなかかわいらしかったですよ(^0^)

次回6月は、7日の第1金曜に開催できます!ニコニコこども館3階世代間交流室にて、10:30開始です。今度は雨やお水にちなんだおはなしを集めてみます。初めての方も常連の方も、笑顔でお待ちしていますね!!うさぎ  


むしさんたちといっしょに(^^)

日差しがどんどん暖かく、はっきりしてきて、すっかり春になりましたね。郡山の御花見も盛りを過ぎようとしていますが、皆さんもどこかの桜を見にいかれましたか?
そんな暖かさのはじまりの、4月5日に開催した『おはなしのじかん』のご報告を致しますface02

始まりのご挨拶は、いつもの「うさぎ うさぎ」  初めてのちいさいお客様がそうっとうさぎさんに触りに来てくれてたのがほほえましかったです。

最初はちょっとサイズの小さい写真絵本「てんとうむし ぱっ」   テントウムシをはじめ、小さな生き物やお花が「ぱっ」 「ぽっ」 「にゅ」 と、飛び出したりひっこんだり、形が変わっていく様子を楽しく見せてくれる絵本です。これ、大型絵本にならないかなぁ~~

次の絵本は「いい きもち」    ことりもうさぎも、人間の子どもも、みんながほっこり。心も体もあったかくなる 優しい言葉と絵が続く、春にピッタリの絵本です。

ここでわらべうた。折り紙を切り抜いて作ったチョウチョを指にはめて、みんなでちょうちょになったつもりで「ちょうちょ」のうたに合わせてひらひらしてみました。このうたは、有名な「なのはにとまれ♪」の、あの歌ではなく、子どもさん達の手と、頭を、チョウがゆらりとかすめていく歌詞と動きのあるうたです。切り紙のチョウはそのまま、おみやげとして連れて帰っていただきました。

チョウチョの気分を味わったところで、絵本「きいろいはな みつけた」です。    これはまさに1匹のモンシロチョウの1日を、チョウチョの目と気持ちで追った1冊です。本物みたいな絵で、主人公が笑ったりもしないけれど、不思議と感情移入できてしまう素敵な本です。

最後は。春の定番と言っても良いでしょう(^^;「はらぺこあおむし」のビッグサイズ絵本です。    ちっちゃなあおむしが、いろんなモノを食べて食べて食べまくり、きれいなチョウになるおはなしですが、この絵本は、てのひらサイズから大人数向けの大型版まで、さまざまな大きさで出ています。実はコレが、本のサイズによってあおむしが食べて開けていく穴の大きさが違うのですね。今回は、小さなあおむしぬいぐるみが来てくれたので、半分人形劇みたいに、本の穴をあおむしが通り抜けながらおはなしを読んでみました。みなさん良く知っているお話だろうに、やっぱりかぶりつきで楽しんでいただけて、演者もとっても楽しかったです。

いったん「さよならあんころもち」で」しめくくって、今回の工作タイムは、市販の『はらぺこあおむし』モチーフのカードゲームと、自分でジグソーパズルを作るようにボードに張った「あおむし」の塗り絵で楽しんで頂きました。ちいさ~いお客様から小学3年生まで、みんなか・な・り集中してぬりえとカード合わせをがんばっていました。それぞれの色で塗ったあおむしは、どれもきれいで、チョウチョになった姿もまた気合の入ったうつくしさで、メンバーもお母さん達もびっくりface08でしたよ。


次回は5月。第1金曜日は3日の祝日のため、またまた第2週の金曜日に変更させていただきます。5月10日(金曜)10時30分に、ニコニコこども館世代間交流室でお待ちしていますね  


春に向かって…

毎日少しずつ、風が強くなり、暖かい時間が増えてますね。嬉しい暖かさも困った粒子も、いろんなモノを運んでくる風ですが、確かに春に向かっているのだなぁとは思います。お子さん達も、戸外に飛び出したくて仕方なくなってきているのではないでしょうか?これからたくさん出てくる、植物の新芽や生き物の子ども達と、思う存分遊びたいですね。

がらがらどんのおはなしのじかん、3月8日のご報告です。

「うさぎ うさぎ」でいつものごあいさつをして、まずはオカシな写真絵本「ふゆめ がっしょうだん」    何かの生き物の顔に見える、いろいろな木の葉っぱが出る前の状態『冬芽』の部分を撮った写真ばかりをいっぱい集めて、谷川俊太郎さんの言葉で春のよろこびをうたいあげる、ちょっと笑えてしみじみ嬉しい絵本です。  『みんなは みんなは きのめだよ』 この言葉は、ちいさく縮こまって寒さに耐えていた動物や植物たちだけではなく、これから大きくなるこどもたちみんなへの応援のひとことなのじゃないかな、と思います。『ぱっぱっぱっぱっぱっ』って、光を浴びるのを喜びながら成長していきたいものです。

お次は子どものからだ遊びが、「えぇ~っ?」と思う大冒険に変わっちゃう「とんねる とんねる」    男の子が、自分がトンネルになってお友達を通してあげると、お友達も別のお友達を通してあげて、今度は誰が来るのかなあ??と次のページが楽しみになる絵本face02  これ、ホントは読み終わった後に みんなで真似っこしてトンネル遊びをしたいと計画してたのですが、手違いで遊びができず、メンバー反省しきりの一冊となってしまいました。ゴメンナサイ…

今度はわらべうたあそび。最初はうた絵本と一緒に「せんべ せんべ やけた」   おなじみの手あぶりまたは鬼決め歌ですが、絵本ではいろいろな物を焼いて、お人形やぬいぐるみ、おかあさんに勧めて、みんなで『いただきま~す』となります。おにぎり、おいもにおだんご。おさかなはちゃんと猫にあげるところが優しいのです。みんなで一緒に手をひっくり返しながら歌いました。
それから、やっぱり春のうたで「うめとさくらと」   てぶくろ人形の梅の木と桜の木、小さなウサギのぬいぐるみと一緒に楽しんで頂きました。

最後は紙芝居で「さんびきのこぶた」これは特に春にちなんだおはなしではないですが、こぶたさん達のピンクの鼻に惹かれて選びました。久々の紙芝居。場面の変わる瞬間はいつもわくわくします。

「さよならあんころもち」でいったんおしまいのごあいさつをして、工作のじかんは「紙で作るメダルのペンダント」でした。
七夕に作る折り紙の『天の川』の切り方をちょっと変えて、お子さまの首にピッタリのかんたんアクセサリーです。シールで飾ったりお絵かきしたり…と思い思いに工夫を凝らし、力作ペンダントが沢山できました。

今回は9組。合計24人の小さなお客様とおうちの方が来て下さいました。何度もいらして、メンバーと仲良く遊んでくれるお客さまも、初めてでドキドキしながらおはなしを聞いたり工作に挑戦してくれるお客さまも、笑顔でいて下さるのがとても嬉しいです。私達も、皆様から頂いた元気を、いっぱいの笑顔でお迎えすることでお返ししたいと思います。
次回は第1金曜に戻って4月5日(金)開催です。春休み中の、ちょっと大きなお兄さんお姉さんもお待ちしていますよ!!いよいよホンバンとなっているだろう春!いっぱい出てくる虫さん達あおむしの特集を計画してます!ぜひ楽しい時間をご一緒しましょうね

  


もう3月!!(^0^;

ちょっとずつ、暖かい空気が降りてきた感じがする郡山です。「もう春の気配がするかな?もう少し先かな?」と期待してはドカ雪&ミラーバーンの道路に泣かされる2月でしたが、その名の通りにアッと言う間に過ぎて行ってしまいました。2月1日に行った『おはなしのじかん』のご報告、恥ずかしながら今頃いたします~~。

『うさぎ うさぎ』でごあいさつして、最初の絵本は『雪の日のポンテ』    小さな犬のポンテくんが、雪の一日にいろいろなものを発見します。このポンテくんの本、いくつもシリーズがあるのですが、どれも優しい色遣いのやわらかな絵で、気持ちがほっこりする絵本です。こどものともの0・1・2絵本で、派手に目立ちはしないけれどしみじみと素敵なので、おススメです。

お次はやっぱり雪の日のおはなし『おばあさんのすぷーん』    ひとりで住んでいるおばあさんが、大事に使っていたスプーン。あるときカラスに持っていかれて、それからが大冒険!おばあさんのところには戻れるのかなあ…?    これも、決して小さなお子さんがひと目ぼれしそうな派手さはありませんが、読んでみると面白~いお話なのです。ことばも詩のようにリズムが良くて美しく、読んであげる側から見ても、大切にしたくなる一冊です。

まだまだ雪つながりで、きれいな雪の結晶の写真に谷川俊太郎さんの言葉を乗せた『きらきら』    今はよく見る雪の結晶の写真ですが、立体的に、きれいに見えるように撮影する技術の第一人者であった吉田六郎さんの写真で、それはそれは美しい、いろんな結晶が楽しめます。

ここで今度は、紙で作った雪の結晶を手にとって、わらべうた遊びの時間です。『あめこんこん ゆきこんこん』と『ゆきはいっしょう』    薄い障子紙で作ってある切り紙の雪を、ひらひら飛ばしながら歌いました。大きな布にみんなの雪を乗せて、やさしい吹雪を作ったり、降りはじめの雪のように一つ一つを手に受けたり…。あんまり楽しくて、吹雪を起こす風になっちゃった男の子もいましたface02

最後は、ひさしぶりの組木お芝居で『てぶくろ』    古くから親しまれているおはなしですが、とにかく優しい展開が私は大好きです。誰が来ても「どうぞ」と入れてあげる、いっぱいになっちゃったから「満員です」と断っても「どうしても入りたい!」と入って来ちゃう新入りさんを追い出したりしない動物達。別の国に伝わる、やっぱり小さなものに沢山の動物が入り込むおはなしでは、お家になった本体が壊れちゃったりするお話もあったりします。そうならないところがとても好きなのです。

寒~い特集の回でしたが、4組8名のちいさいお客様が大盛り上がりのおはなしのじかんでした。さよならあんころもちも、ちい~さなのからおお~きなのまでモリモリ食べちゃうお客様達。風邪などひかずにまた来月も来て下さいね♪

次回は、3月8日に開催します!すこ~しはあったかくなってるかな?元気な皆さんに会えるのを、ニコニコこども館3階の世代間交流室にて、笑顔でお待ちしていますね!  


新しい年のはじまりです

たいへん遅ればせながら。がらがらどんから『あけましておめでとうございます』
新年最初のおはなしのじかんは、1月11日 第2金曜から始まりました。
年初めのお客様は8組。お子さまは12人と、演じ手側からも嬉しい規模の幕開けでした。幼稚園が始まる前の、少しお姉さんのお客様もいて、とても楽しい時間となりましたよきらきらピンク


『うさぎ うさぎ』のいつものごあいさつをして、最初は詩の紹介。へび年の始まりなので、工藤直子さんの『のはらうた』より  「へび いちのすけ」くんの詩を二つ。『あいさつ』と『だっぴ』を読みました。このへびさんたち、メンバーSさんの手縫いです。メンバーみんなで一匹ずつ動かして、元気良く『しっぽ ぴん!ぴん!』と いちのすけ君の言葉にあわせてさんぽしました。会場には、メンバーHさんの編みぐるみのへびさんも3匹飾り、へびだらけでおめでたい(?)雰囲気です。

お次は、お正月のお鏡餅のおはなし『おもちのきもち』です。   ちんまり、とおとなし~くみえるお鏡餅の、実は情熱的な、活発なところが派手~に見せてもらえるおはなし。私まめちの大好きな一冊です。

続いて、同じ作者かがくい ひろしさんのこれまた大人気作『だるまさん が』。   だるまさんも、動かないのかと思いきや、オモシロ~い動きをいっぱい見せてくれます。4階の子育て図書館の壁にも、大きくしたかがくい ひろしさんのだるまさんがニッコリしていて、本を見に行くたびに我が子も大喜びなのです。

ここでわらべうたあそび。ここまで読んだ絵本にちなんで『ぺったらぺったん』と『だるまさん』。   大人の方には、ちょっとためになるこの歌のいわれなんかも紹介して、お手玉遊びとあっぷっぷ遊びを楽しみました。子どもさんと眼を合わせる時間。大切に楽しみましょうねface02

体もきもちもすっかりあったまった所ではありますが、最後の絵本はおやすみなさいの本『おひさまとおつきさまのしたで』です。   この絵本、本当はもう少し静か~な気分の時に読みたかったかもface06柔らかいタッチの絵で、やさしい心があふれ出してくるような言葉がふんわりしみる、素敵な絵本なのですよ。ぜひ、小さなお子様に、寝る前に読んであげていただきたいです。お母さんの読み聞かせ、というものの良いところが堪能できる一冊です。

さて。『さよならあんころもち』のあと、お待ちかねの工作は、またへびモノ。   色画用紙をくるくると螺旋に切って、とぐろを巻いた蛇さんのような形にしたらお好きな顔を描いて、真ん中に糸をつけて、糸の端っこを持って走ると…くるくるくる~っと回って楽しい、室内型の凧のできあがり!!みんな思い思いの顔やうろこの模様をつけて、何匹も作ってぱたぱた走りまわりました。

そんなこんなで、新しい年を迎えたがらがらどん。みなさんの笑顔がやっぱりとっても嬉しい年初めの回でした!メンバー一同も、変わらず笑顔でお待ちしています。今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
次回は第1金曜に戻って2月1日です。10時30分プログラム開始。いっしょにおはなしの世界で遊びましょう!  


あったかい冬^0^

とてもトテモ寒い毎日ですね。強がったようなタイトルをつけましたが、今年最後の「おはなしのじかん」は、またたくさんのお客様と一緒に、心も体も暖かい時間となりましたハートきらきら

『うさぎ うさぎ』でご挨拶して、最初の絵本は『おおきな あかい りんご』   いろいろな動物が、おいしそうなリンゴを取りに来ます。本物の大きなリンゴを本の前において、甘い香りとともに楽しんで頂きました。

もう一つ絵本で『ちいさな き』   とても写実的な絵で、木の赤ちゃんたちとお母さんの木を紹介していきます。動物は出てこないのに、なんだか優しい気持ちになってしまう、ふしぎすてきな絵本です。

ここで歌のじかん。うた絵本『おおさむ こさむ』で歌を紹介して、わらべうたの『おおさむ こさむ』 『おしくらまんじゅう』を、手遊び、お母さんと一緒のからだ遊びで楽しみました。
おしくらまんじゅう…お母さん達は子どもの頃にやった事あります?幼稚園や保育園ではお庭でやったりするのでしょうか?みんなでぎゅうぎゅうする楽しさも良いですが、お母さんのおひざにお子さんを乗せて、二人で楽しむのもしみじみあったかくなるうたですよ。
「おされてなくな!」のあとに、押されてあんこが出てきたりする歌詞もあったりするんですが、今回はシンプルにいきました。

最後は人形劇で『おおきな かぶ』   懐かしのイトーヨーカドー子ども図書館で、いつも本棚の前にいてみんなを迎えてくれていた手作りのお人形さんに活躍してもらいました。
「うんとこしょ どっこいしょ まだまだ かぶは ぬけません」引っ張る仲間が増えるたびに、小さなお客様がみんなで応援してくれました。面白いおはなしというものは、先が分かっていても、ついつい入り込んでしまう強い力がありますよね。小さなみんなも、お母さん達も、おんなじ表情でネズミさんに注目してくれちゃうのが、演じる側のよろこびです。

『さよならあんころもち』のあと、今月の工作は紙皿を使った天使のオーナメントでした。ちょっとハサミで切り抜いて、きゅきゅっと折り曲げれば出来上がり!羽の美しい天使が現れます!
ハサミ部分はお母さん、飾りつけはちいさい皆さんが頑張って、素敵な天使がいっぱい飛び立ちました。
*写真に登場して下さったお友達とお母様には、掲載許可をいただいております*

今回も15組ほど、たくさんのお客様にお会いできて嬉しかったです。次回は年明け。本来は第1金曜ですが、お正月明けに近すぎるので、第2金曜、11日に開催いたします。へび年が始まる、というわけで、蛇さんにちなんだ企画をご用意して笑顔でお待ちしています。

どうか皆様、素敵なクリスマスと年越しをお過ごしください。この1年も笑顔でお付き合いありがとうございました。  


冬がやってきてた!

すっかり寒くなった郡山。記事の更新をさぼってしまっているうちに、初雪なんてモノがやってきてしまいました!次回の「おはなしのじかん」も1週間後face03
更には10月中にコメントを下さっていた方にお返事もせずに時間が経ってしまいました。本当にごめんなさい。面目ない次第です。

11月7日に行いました「おはなしのじかん」は、ニコニコこども館でたまたま開かれていた歯科検診を受診後に寄って下さった親子さんが沢山いらして、15組以上の盛況!とても嬉しい回だったのです。


いつもの『うさぎ うさぎ』のごあいさつではじまり、最初は絵本『こりゃ まてまて』です。  やっと歩けるくらいの小さな子が、目に入るいろいろな生き物をかたっぱしから追いかけ、かたっぱしから逃げられてしまいます。「まてまて」「まてまて」…。そうして、最後は思わずニコリと笑みがこぼれる絵でおしまいです。「0.1.2えほん」ですが、絵も色づかいも美しいし、ぜひ大人の方にも楽しんでほしい1冊です。

もう一つ絵本『ピーン』  このタイトル、何の音かと思えば、クシャクシャになった紙がピンと張る、その「ピーン」なのです。言葉はとても少ない写真絵本ですが、ページをめくるごとにクイズのように楽しめる本です。ちょうちょや船や熱気球など、とても精巧な切り紙細工がクシャクシャっとなったものが、ぴんと張ったら何に戻るかな?本当の生活の中でも、クシャクシャになるものばかりが出てくるところがまたイイ(^^)

お次は久々のおはなし組木『ぞうくんのさんぽ』おんなじ組木で『ぞうくんのおおかぜさんぽ』  このおはなしは、低い机で上演すると、手の届くお子さん達が必ず一緒に動かしに来てくれる「観客参加型ショウ」とでも言いたい状態になりますface0210月13日に参加したイベントでも、沢山のお子さんが一緒におはなしを進めてくれました。
ぞうくんは、どんなお天気でもごきげんで散歩しています。お友達も誘って、みんなで一緒にどんなびっくりなことでもごきげんで乗り越えてしまいます。大人は、ちょっと見習いたいな と思う時があるかもしれません(^^;

りんごや柿のおいしい季節なので、わらべうたは顔あそびの『はなちゃん』と『もどろー』で楽しみました。大きな絹の布に色を染めた和紙で作った葉っぱを乗せて、みんなが木枯らしになってふわふわ浮かせたり吹きとばしたり。落ち葉の中のお散歩気分でした。
『もどろー』に出てくる桃の葉と柿の葉は、実は秋に紅葉はしないで、緑のまま役目を終えて枝から落ちてしまう葉っぱなのだそうですが、この時期、桃はもうありませんが柿の実がきれいに色づいていますね。おいしい時期に旬のものを食べて、からだも気持ちも栄養をとりましょう!

『さよならあんころもち』でごあいさつして、工作は桃の葉と柿の葉の形のでんでんだいこをつくりました。でんでん、と鳴らす部分はメンバーFさんが十和田湖で集めてきたどんぐり!画用紙の葉っぱにはお子さんが好きな色を塗って、とてもかわいらしい「むかしおもちゃ」になりました。

沢山いらしたお客様。初めての方も多かったですが、みなさんゆったりと会を楽しんでくださいました。きっちりお座りしなくても、おはなしに入り込んでお人形に触っちゃっても、無理に止めたりしないで一緒に楽しむのががらがらどんのおはなし会です。どうかまた、一緒におはなしを楽しみに来て下さいね。


次回は、もう来週!face0712月7日金曜日です。ニコニコこども館世代間交流室で、10時30分プログラム開始です。新顔が増えたメンバー一同、いっぱいの笑顔でお待ちしています!
そしてついでのお知らせ。2013年最初のおはなし会は、第1金曜日ではあまりに慌ただしいので第2週に移す予定です。詳しい日程はまたここでお知らせします。もう年末年始の心配が迫っているなんてびっくりですが、みなさん体に気をつけて、楽しくこの季節を過ごしましょうねうさぎ  


もう10月なのですね。

冷たい風が吹く日が増えましたね。今月のおはなしのじかんは、すっかり秋の印象でお送りしました。

『うさぎうさぎ』のご挨拶をして、最初は絵本『おつきさまは よる なにをしているの?』です。大きいサイズの立派な装丁の絵本で、夜輝いている間のお月さまのお仕事を、とてもステキな絵で紹介してくれます。「お月さまは、こんなに忙しいのかぁ!」とびっくりして、夜空にお礼を言いたくなります。

お次は、うた絵本を2つ。まずは『たあんき ぽおんき たんころりん』から、ことば遊びうたを3つ紹介しました。この本も、味のある絵がとても魅力です。登場する動物達の楽しい表情で、語呂合わせの面白さがより一層ひき立ちます。

もう1冊は『いろいろおせわになりました』です。わらべうたの『お茶をのみに』に合わせて、女の子の所にいろいろなお客さんが来ます。お客さん達と、持っている物をひとつずつ交換していって、どんどんオカシな格好になっていく女の子。なにが変わったか探すのが面白いですよ。

続けてわらべうた遊びです。顔をさわる遊びの『とのさま おちゃくざ』 最後の一言がなんだかオモシロくて、小さい人は大喜びのうたです。

顔に注目したところで、パネルシアター『かおかお どんなかお』 嬉しいかお、怒ったかお、甘~いかお…。色も形もさまざまな顔が出てきます。見ていると思わず同じ顔になっちゃいますねface02

最後の絵本は『すき すき ぼうし』 これまた自由~な、ダイナミックな「こんな帽子 あったらイイな」のびっくり絵本です。

『さよならあんころもち』で一旦終わりのご挨拶をして、工作は、10月に入ったのでハロウィーンの帽子作りをしました。最後の絵本に負けないくらい、楽しい帽子がたくさん出来ました。オシャレにこだわる「女の子」の真剣さって、小っさなお子さんもお母さんも同じなんだなぁ(^o^)と微笑ましい気持ちになる時間でした。

今回は、7組のお客様で楽しみました。福島民報さん、福島民友さんの各新聞からも取材にきてくださいました。記者さん、ありがとうございました^ - ^

さて。先月もお知らせしましたが、がらがらどんは10月13日の『みんなのボランティアまつり』に参加致します!!市役所後ろの総合福祉センターにて行われる、家族で楽しめるイベントです。10時から15時30分まで、食べ物屋台やフリーマーケットあり、ヨサコイに大道芸と、市内のボランティア団体の活動が楽しく紹介されます。がらがらどんは勿論、絵本とおはなし組木の上演です。先着でプレゼントもありますよ。お気軽にいらして下さいね。

いつものおはなしのじかんは、11月2日の金曜日です。ニコニコこども館の世代間交流室で10時30分プログラム開始です。笑顔でお待ちしております
  


秋の気配?

すっかり時間が経ってしまいましたが、9月の「おはなしのじかん」のご報告です!
台風が来て、去って、急に涼しく衣替えしちゃった郡山ですが、おはなしのじかんの日はまだまだ夏日でしたicon10でも、プログラムは秋モード。お月さまや、風邪をテーマにお送りしました。

『うさぎ うさぎ』のごあいさつをして、最初の絵本は『どこへいったの?おつきさま』   森の動物達とお月さまのあったかな交流のおはなしです。小さなお子さん達には当たり前かもしれない、お月さまや木や建物とお話しすること。大人になってからあらためてそういう感覚を見直すと、とても新鮮な気持ちになります。この本も、聞いてくれてたお母さん達の方が「あぁ…」ってしみじみ笑顔になってました。

お月さまのお話をしたので、わらべうたのひとつめは『おつきさま えらいの』   絵のお月さまが昇ってきて、また出てきたら形が変わって…ゆっくり唄うと、本当に昇る月を待っている気分です。
もうひとつめは『ちっち ここへ』   メンバーFさん手作りの、折り紙の小鳥さんを指につけて、みんなが小鳥さんになって「ち・ち・ち・ち・ち…」って、いろんなところにとまりに行きました。

ここで、久しぶりにおはなし組木の上演です。『おおかみと七ひきのこやぎ』   おおかみが仔ヤギをのみ込んで、お腹が大きくなってしまう所が、演者の一番のがんばりどころです(^^;みんなで一匹いっぴき一緒に数えてくれました。

最後は、ちょっと不思議なかがくのとも。『かざぐるまのくに』   いろ~んな形に紙を折ったり曲げたりして、出てくる出てくるいろ~んなかたちのかざぐるま!自転車や楽器にもなっているかざぐるまは、本当に作れるでしょうか??

一旦『さよならあんころもち』でごあいさつして、みんながくぎづけになったかざぐるまを工作で作ってみました。くるくると回ると絵が変わる「ふしぎ絵かざぐるま」です。お子さん達も、お母さんも、工夫を凝らして楽しい絵のかざぐるまを作ってくれました!自分でふ~ってするのが疲れたら、お家の扇風機の前で楽しんでね♥なんてface02

さてさて。次回は、いつも通り第一金曜日に戻ります。10月5日の10時30分プログラム開始です。ニコニコこども館3階の世代間交流室で、笑顔でお待ちしていますね。
それから、その次の土曜日10月13日には、総合福祉センターで行われる『みんなのボランティアまつり』に参加いたします!3階のホールで、おはなし組木の上演を中心に、展示と発表をします。どうか皆さん、ご家族でおいで下さいね~ハートきらきら  


夏の楽しみ(^0^)

30回目のおはなしのじかん。夏休み中の小学生も来てくれて、6組11名のお子さんと、楽しい時間になりました。

「うさぎ うさぎ」のごあいさつをして、最初の絵本は『みずたまレンズ』  「かがくのとも」の写真絵本です。いろんなものにくっついた水のしずくを、きれいな写真で追っかけて行きます。

お次は『のらいぬ』  真夏の海辺にいる一匹の犬。そこへやってきたお客さんと犬の、すてきな時間が気持ちよく目に飛び込んでくる、暑~いのにさわやかな、美しい絵本です。

海が出てきたので、海の色の大きな布で海岸にいる気分になって、海の詩をふたつご紹介。まどみちおさんの『なみのおはなし』と、岸田衿子さんの『うみとわたし』   とても短くてやさしいけれど、深い感慨を呼び起こすことば達。ちいさいお客様の心にも、きっとその素敵さは響いていると思います。

さて、ここで元気に赤ちゃんからだ遊びです。もはや夏の定番となっている『きゅうりのうた』で、お子さん達をくすぐりマッサージface03

きゅうりが出てきたので、野菜のシルエットクイズ絵本『やさいのおなか』  これ、赤ちゃん向け絵本ではありますが、小学生もけっこ~う楽しめちゃう本ですね。

もうひとつ詩をご紹介。まどみちおさんの『はながさいた』  メンバーHさんお手製のてぶくろ人形のヒマワリの花がいっぱい咲いて、みんな笑顔になったところで

最後の絵本は『ひまわり』  ヒマワリの一生が、ダイナミックな絵と優しい擬音で目の前に迫ります。ここ数年、いろんな種類のヒマワリが増えましたが、やっぱり大きな大輪の花がひとつ咲くヒマワリが、夏らしくていいですねぇ。

「さよならあんころもち」でごあいさつしたら、みんなで色紙を使って海の生き物をたくさん作って、クリップをつけて…。マグネット釣竿でさかなつりを楽しみました~!大きいお子さんも小さい人達も、夢中で布の波の中に飛び込んでいく姿は、見ている大人も嬉しくなっちゃいました。

さてさて。次回は9月6日木曜日です!先日お知らせしましたが、最初の告知で日にちを間違ってしまいました。ごめんなさい。9月に限り第一金曜ではなく木曜です!よろしくおねがいいたします。face01  


暑い(^^;けど…げんき!!

こおりやまもついに「夏!!」って感じになりましたねぇ。ちょっと前まで「温度の変化が激しくて風邪ひいちゃうなぁ」なんて言ってたのに、ガラッとこんな暑さに切り替わってしまって、まめちはやっぱりついていけてませんface07

かなり時間が経ってしまいましたが、第29回おはなしのじかん のご報告です。

「うさぎ うさぎ」のごあいさつの後、最初の絵本は『とぶ』
谷川俊太郎さんが詩ではなくおはなしを書かれて、和田誠さんの親しみやすい絵が、見るものを簡単にお空へ連れて行ってくれます。
小さいお客様には難しいかな?と少し心配もしましたが、言葉の使い方が優しいせいか、どんどん景色が変わるのを楽しんで頂けたのか、みなさんじっと見ていてくれました。
もしかして、小さい人達は「飛ぶ夢」って普通に見ているのかもしれませんね。

2冊目はもうちょっと身近に体が浮かぶ『くるりんこん』
『ねずみくんのチョッキ』の作家さんによる小さい絵本です。いろんな動物が「くるりん くるりん」…。見ているだけでニコニコしちゃいます。

わらべうたは、からだあそびの「あし あし あひる」 大人の人に後ろから手を持ってもらって、足を重ねてよちよち一緒に歩きます。
1歳くんには大冒険でしたが、できてしまうと楽しくて「もっと、もっと」になっちゃいましたface02
さらに進んで、今度は向かい合って手を持ってもらい、大人の人に足でよじ登って「くるりんこん」!こちらは、2歳以上さんなら楽勝♪でした。

お子さんが体を動かした後は、畑の野菜の大暴れのおはなし。田嶋征三さんの「はたけのともだち」です。とにかくダイナミックな絵とおはなしが、画面から飛び出さんばかりの元気な絵本。夏の野菜の元気って、まさにこういう感じだなぁ~と思います。

もうひとつ、今度は手遊びわらべうた「にぎり ぱっちり」 ふわふわのスカーフを手の中にちっちゃくちっちゃくにぎりこんで、そう~っとひらくと「もこもこもこ~」とひろがります。コレが楽しくて、何度も遊びました。

最後のおはなしは「たまごのあかちゃん」 絵本でも面白いのですが、今回は布のお人形でいろんな赤ちゃんが生まれてくるのを見ていただきました。お人形さんがいると、お子さん達の目のキラキラキラキラが全然違います!みんなに一匹ずつ赤ちゃんを抱っこしてもらいました。

「さよならあんころもち」で終わりのごあいさつをして、工作は七夕飾りの「天の川」
メンバーFさんお手染めのきれいな紙を折って折って、ハサミで交互にちょきちょき。ゆっっくり開くとできあがり!
今年の七夕もやっぱり雨だったけれど、お飾りを作るのっていつでもワクワクします。来年はお星さまの見える七夕だと良いですね…

今回は5組のお客様と楽しく過ごさせていただきました。会場の「ちいさい子ども図書館」でもゆっくりしていただけるようになって、嬉しい限りです。気づけばもうすぐ30回目。私たちはこれからも、ゆっくり、陽気に進んでいきます。どうか気長におつきあいくださいね。

次回は8月3日(金)10時30分プログラム開始です。皆さんの笑顔にあうのが楽しみで、がらがらどんも笑顔でお待ちしています!  


雨の好きないきもの特集

暖かくなったと思ったら、もうなんだか梅雨の気配になってきましたね。6月のおはなしのじかんは、1日の金曜日に、野原の小さないきものばかりを集めたプログラムで行いました。
今回は5組のお客様が楽しく参加して下さって、メンバーもニコニコface02唄ったり遊んだりしました。

いつものように「うさぎ うさぎ」でごあいさつして、ひとつめの絵本は「かえるが みえる」ことばあそびの面白さが、馬場のぼるさんの絵で何倍にもふくらんでしまう絵本です。  メンバーがページをめくるたびに、折り紙のかえるをぴょこん、と跳ねさせて絵本のとぼけた感じを表してみました。最後のページを閉じた後には、牛乳パックと輪ゴムのかんたん工作のカエルさんが大量に飛び出して、ちょっと皆さんをびっくりさせちゃいました

ここでわらべうた。 かえるのこどもの「おたまじゃくし」  それから、先ほど絵本の横でぴょこぴょこしていた折り紙のカエルさんを手の中に隠して「おてぶしてぶし」です。小さいお客様達がみんなカエルさんを気に入ってくれたので、一匹ずつおみやげに連れて帰ってもらうことになりました。

絵本をもうひとつ。「あめ ぽったん」雨の好きな生き物(もちろん人間の子どももね)がたくさん出てきて、てるてるぼうず『あしたもあめにして』とお願いしてしまいます。

そしてもう一冊。「ありの あわわ」人間のお家のお風呂場に探検に来たありさん。楽しく暴れて…どうなっちゃうのでしょう?このありさん、他のシリーズでも人間の家の中でいろんなことをやらかしちゃいます。お母さん達にはありさんが我が子に見えるかも…(^^;

ありさんが出てきたところで、お人形の力を借りて詩の朗読です。「のはらうた」から[ありんこ たくじ]さんと[へび いちのすけ]さんの言葉を紹介しました。メンバーHさんお手製の軍手人形、みんなくぎづけでした!




最後はパネルシアターで「うしろにいるのは だあれ」いろんなものの後ろにかくれているものがひょこっ。と出てくるのが楽しいおはなしです。

さよならあんころもちのごあいさつの後は、折り紙でパクパク口が動くかえるさんを作りました。シールに思いおもいの目玉を描いて、くっつけると、単純なのにたった一人のその人だけのカエルさんが生まれます。1歳~2歳のお客様には、目を描くのがもう大冒険!でした。

さて。次回は7月6日の金曜日です。梅雨まっただ中icon03になるか、カラッと夏が来ているかな???いずれにしても、がらがらどんは笑顔で皆さんをお待ちしています!  


第27回おはなしのじかん(^^)

みなさん、連休はいかがお過ごしでしたか?ここ数年には珍しく、後半はお天気の良くない日が多かったですね。雨や大風で被害を受けられた方に、心からお見舞い申し上げます。

がらがらどんのおはなしのじかんは、毎月第1金曜なのですが、5月の連休はちょろっと例外で、前の週の金曜に行いました。今回も1歳台のお客様が、がっちりバッチリ楽しんでくださって、メンバー一同またまた小さい人の理解力に舌を巻いたのでしたface08

プログラムは…
「うさぎ うさぎ」でご挨拶してから
小さな手鞠がかわいらしい風景の中を飛び跳ねる、なんとも微笑ましい写真絵本「とん ころころころ」 今年の春先の『こどものとも 年少版』だった本ですが、小さい人には小さい人の楽しさがあり、大人やお姉さん達にはまた別のしみじみとした感慨を呼び起こします。言葉はとても少ないけれど、そして動物も出てはこないけれど、心に飛び込んでくる素敵さがあります。

絵本がもうひとつ。「きたよ きたよ」 ひと株のタンポポに、春の虫達が次々やってきます。誰もいない時間があるのを、いつのまにかタンポポの気持ちになって淋しく思ってしまう。また虫が来てくれると一緒にホッとしてしまう。そんな絵本です。

ここでわらべうたのじかん。絵本の続きで「たんぽぽ たんぽぽ」 ふぅ~っと綿毛を飛ばすのは、大人も子どもも同じ顔で楽しんでしまいますね(^^)  それから、外国の伝承うたで「ちょうちょ ちょうちょ」 紙で作ったちょうちょさんを指でひらひらさせて、とまってくれるのを待つきもちになりました。『おりておいで。おまえのとうさんがおんぶする。おまえのかあさんがだっこする』この言葉で、小さなお客様は一所懸命、肩や背中や手のひらにちょうちょもんきちょうを迎えようとしてくれました。

子どもの日が近いということで、元気に大きく育ってほしい願いを込めて、からだ遊びの「一寸法師」 お母さんのおひざがおわんの船になったりお姫様の振袖になったり、鬼のお腹になったりします。小さなお子さんとお母さんのくっつき遊びです。

最後は大型絵本で「はらぺこあおむし」あおむし ちっちゃなあおむしは、やっぱり大きな綺麗なちょうちょになります。いろんなものを食べていく穴も、最後のちょうちょも、大きな画面だと迫力があって楽しいです。

ここでひとまず「さよならあんころもち」  そのあとは、伝承うたで使った紙のちょうちょさんを自分で切りぬいて作ってみました。折り紙を半分に折って、ちょうちょの形に切り、まんなかに切り込みを作って指を通して、ひらひら~♪ ただこれだけなんだけれど、なんとも風情があって優しい気持ちになれます。参加してくださったお母さんが「たくさん作って糸で通して、モビールみたいにしたらきれいかもきらきらピンク」なんて素敵なアイディアを出して下さいました!夏にはぜひ、まめちの家でもやってみたいと思いますハートきらきら

さてさて次回は、第1金曜に戻りますよ。6月1日金曜日。ニコニコこども館世代間交流室にて10時30分プログラム開始です。たくさんの楽しい絵本とおはなしの世界のお人形達と一緒に、笑顔でお待ちしています。



  


春がきましたね( ´ ▽ ` )

4月6日金曜日、入学式や始業式の日でしたが、第26回おはなしのじかんを開催しました。この春の郡山は、暖かいと思うと急に吹雪(゚o゚;;なんて天気が続いてました。この日もやはり、午前中は暖かく、明るい気分でおはなし会を始める事ができました。

うさぎさんのごあいさつから、始めは『わにわにのおおけが』わにわにが一所懸命歩いたり、工作して「よ~し、よし」とニコニコすると、聞いてる皆さんも思わずニコニコしてくれます。

次は『きいろいのは ちょうちょ』捕まえようと追いかけ続けて、やった!と思うと違うなにか…。「もう、いいや」と諦めると、ひらり、と浮かんでいるちょうちょ。そろそろ町や畑で会えますね。ウッカリ違うモノに虫捕り網をかぶせないように追いかけましょう♪

わらべうたも春のうたをふたつ。『ずくぼんじょ』と『たんぽぽ たんぽぽ』小さなフエルト人形と薄い紙で、本物で遊んだ気分になりました。

最後は、久々のおはなし組木て『ぞうくんのさんぽ』ひとつひとつの木のお人形を、小さいお客様が真剣に目で追ってくれて、演者はとても嬉しかったです(^_^)

さよならあんころもちの後は、水を使ってちょっと気合いの入った工作。手漉き和紙作りに挑戦です‼牛乳パックを材料に、思い思いの飾りを入れて、お母さんも子ども達も夢中でしたね。かなり細かい作業なのに、誰も飽きずに楽しく頑張りました。みんなの集中力にびっくりでした!
出来上がりは、お家でアイロンかけてのお楽しみ。素敵なハガキが出来たかしら?

次回は4月27日の金曜日です。5月の第1金曜日は連休なので、1週前倒し^^;です。いよいよ春本番のプログラムを用意して笑顔でお待ちしております。また来てくださいね(^∇^)  


春を待つきもち

3月に入って、郡山は雪ではなく雨の日が増えてきました。空の上の温度も暖かくなってきているんですね。
それでもまだまだ寒いなぁ…というわけで。3月2日の「おはなしのじかん」は、早く春になってほしいなぁ~というプログラムでお送りしました。

ごあいさつは、いつもの『うさぎ うさぎ』で、みんなもいっしょに耳を長~くして始まりました。

きれいな色で冬から春の景色に変わるのがうれしい絵本『つららが ぽーっとん』  小さいお子さんたちは、色々な物や動物とおはなしできちゃうようですが、つららとおはなしする絵本です。身のまわりのいろんなものが、季節の移り変わりを教えてくれているのですね。

それから、春の訪れの嬉しさで寒さをふっ飛ばしちゃうような『はなを くんくん』  みんなの鼻が見つけた春。雪があっても、踊りだしてしまう喜びが素敵なおはなしです。

わらべうたも「春待ち」唄のオンパレードで『うめとさくらと』と『ひふみよ』をご紹介。梅の木と桜の木をてぶくろ人形にして、フェルトで作った鶯さんと一緒に歌いました。

お次は、懐かしい「ヨーカドー子ども図書館」でおなじみだった指人形で『おだんご ぱん』  もちろんおなじみの歌つきです。小さいお客様にも手伝っていただいて、おじいさん・おばあさん・うさぎさん・おおかみさん・くまさん・そしてきつねさんとおだんごぱんが楽しく歌って踊りましたface02

最後は、またまた歌で『うれしいひなまつり』  みんなで唄いながら、かわいらしいフェルト人形のお雛様を並べて飾りました。お人形は手作りで、大人のお客様もほっこりと目を細めて見て下さいました。
そう。明日は雛祭りという日の開催だったのです。昔ほど小さな子どもが病気で亡くなってしまうことはよくある事ではありませんが、大切な我が子が日々大きくなって、できることをどんどん増やしていくのは、本当に嬉しいものです。

『さよならあんころもち』の後の工作も、折り紙とメンバー手漉きの和紙を使ってお雛様飾りを作りました。手漉きの和紙については、お母さん達が盛り上がってしまいましたface05これからの工作のじかんのヒントももらったりして、みんなで夢中で作りました。たった一日だけど、お家で飾っていただけたかな?


今回は、小さいお客様も大人だけのお客さまもいらっしゃいました。でも、みんな一緒に楽しんで頂けたので、私達も大変嬉しかったです。おはなしの楽しみって、大人も子どもも青年も、それぞれ考えるところや感動の見つけ方は別でも、しっかりと共有はできるんですよね。読み聞かせをする側も、心が新鮮になれるきれいな時間です。これからも楽しくがんばろう♪としみじみ思いました。

来月も笑顔でお待ちしています。4月6日10時30分プログラム開始です。新学期最初の金曜日で、入学式や始業式もありますが、時間の許す方はどうぞいらっしゃってください。場所はやっぱりニコニコこども館世代間交流室です!  


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プロフィール
春樹マム
郡山市在住の主婦です。「子ども図書館」が大好きなので、ずっと一緒にいるために仲間と協力してブログに初挑戦しています。
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