ここは、2009年9月23日で閉館が決まってしまった                 「イトーヨーカドー子ども図書館」が大好きで、                   蔵書の数々と、自由で暖かい読み聞かせが出来る空間と                    お別れしたくない!                                   と考えたお母さん達が作ったブログです。

どんな本を借りましたか?

淋しいことですが、9月23日に「子ども図書館」で借りた本たちも、そろそろ返却期限が迫ってきました。皆さんは、どんな本を借りましたか?

今日は、まるっきり私事ですが、まめちの家で借りた本を紹介します。

図書館に登録しているのはわが子だけで、「ファミリー会員制度」も利用していなかったので、3冊だけです。五味太郎さんの「たべたの だあれ」と「ワニのライル」シリーズの6巻と7巻です。(本当は4巻5巻が借りたかったのですが、貸し出し中だったのでとばして借りました)

「たべたの だあれ」は、少ない言葉とはっきりした絵の力で、『ぷっ』と吹き出すおかしみを、小さい子供と大人が同じように楽しめる絵本です。人気の高い、子ども図書館には在庫がいっぱいある本のひとつです。さりげな~く数の勉強にもなる面白い絵本です。

「ワニのライルとどろぼうじけん」は、何でも出来る心優しいクロコダイル・ワニの「ライル」が、仲良しのプリムさん一家の一員になって、もうすっかりおなじみになった後のお話です。ライルが家族に加わって、町内のみんなにも認められて幸せに暮らしていると、今度は外から変化がやってきます。衝撃的な「ワニが人間の家に一緒に対等に暮らす」という事件の張本人だったライルが今度は新しいことを受け入れる立場になるのは、「続き」のおはなしとしてとっても健全で嬉しい形だと思いました。

「ワニのライルは会社のにんきもの」は、更に『じゃあその「衝撃」がご近所だけじゃなくて、現実の社会に飛び出したらどうなるの?』とわくわくする広がりを暖かく見せてくれます。大人の人達の、仕事における利益追求や打算といった、子供にはなじみにくい習慣が、嫌な感じではなく目の前に出されます。どちらが悪い、と決め付けないで、ただ「自分とみんなの幸せ」を求めて良いんだ。困ったことは力を合わせて解決を探せばいいんだ。私はそんなことを教えてもらったように思います。

どれも、今の私たちにぴったりのおはなしだったなぁ。3つとも単に子供が気に入って選んだ本だけれど、応援団の大人達にもふさわしいお話だった気がしています。まだまだ続くシリーズを全部読破するためにも、本たちと再会したいとあらためて思います。


Posted by まめち at 2009年10月04日23:54
Comments(2)
この記事へのコメント
ワニのライル、偶然にも、私もちょうど読み始めたばかりでした!
閉館直前になってお友達に勧められて読み始め、まだ2冊くらいしか読めていないので、再オープンしたら絶対続きを読むんだ♪と思っていました。
遠くの子ども図書館でも、同じように同じシリーズを借りている人がいるなんて、何だか嬉しいですね(*^^*)
お互い、続きが読める日が来るのが楽しみですね☆
Posted by sei at 2009年10月06日 09:33
*seiさん、コメント嬉しいです!しかも同じ本を同じ時に読んでいた「お仲間」でもあったとは!!4,5巻の内容はご存知ですか?楽しみでたまりません♪
Posted by まめち at 2009年10月06日 20:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


QRコード
QRCODE
トップ画面
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
春樹マム
郡山市在住の主婦です。「子ども図書館」が大好きなので、ずっと一緒にいるために仲間と協力してブログに初挑戦しています。
オーナーへメッセージ