ここは、2009年9月23日で閉館が決まってしまった                 「イトーヨーカドー子ども図書館」が大好きで、                   蔵書の数々と、自由で暖かい読み聞かせが出来る空間と                    お別れしたくない!                                   と考えたお母さん達が作ったブログです。

署名をお渡ししてきました

6月4日、前の記事で報告しました通り、郡山市教育長 木村孝雄さんに皆様の署名をお届けいたしました。

教育委員会のお部屋に伺ったのは、メンバーのうち3人と、その子どもたち4人(^^;でした。新聞社さんやテレビ局さんの取材もたくさん来ていただいた中、確かに手から手へ、2622名の署名と、「子ども図書館」の良かったところをアンケートに書いてくださった皆さんの言葉と、閉館の日にみんなが書いてくれたありがとうメッセージの写真をお渡しできました。(ありがとうメッセージの本物は、北海道のツッチー司書さんにこれからやっとお届けします)

木村教育長はとても気さくで、まっすぐに相手の目を見てお話をして下さる方です。お渡しした後で、教育委員会の部長さん、中央図書館長さんと一緒にこれからの事をお話しできる時間があったのですが、その間も、子どもたちと大人たちに同じ様にに穏やかな態度で接していただいて嬉しかったです。

私たちは、これからしたいお手伝いについてと、今後、市の図書館や子育て支援施設に希望する夢を遠慮なくお話しました。教育委員会の方からも、これから整えたいと考えていらっしゃるいろいろな希望をお聞きしました。現場で働いている人たちが、私たち市民と一緒に考えて下さり、本当の改善ができたら、すごい事だと思います。

その中で、特に心に響いた木村教育長の言葉を紹介します。
・やはり、本をよく読む子どもたちは、会って話すと「深い目」をしていると感じます。
・地域の大人たちみんなが、子どもの読書活動に協力している現場を見ると本当に心温まります。つい昨日もそのような取り組みを見学しましたが、読み聞かせの語り手さんの熱の入り方、技術の高さで子どもたちの楽しみ方が違うことを目の当たりにして、感激しました。方言のおはなしの面白さも実感できました。
・家庭で親が、我が子を抱きしめて触れあいながら絵本を読んであげる時間を持つことの大切さを、妊婦・乳児健診時などで広く伝えていきたいですね。図書館からや、読み聞かせボランティアさんからもそういう動きができると良いと思います。

木村教育長は『早寝・早起き・朝ごはん。ゲーム減らして本を読め』の標語を着任当初から訴えてこられています。生活に密着しながら、高い理想だと思います。そういう、目標の高い方らしい言葉だと思いながら上に挙げた事をお聞きしましたが、「特にボランティア活動の方は、その素晴らしい活動を息の長いものとするために、どうか無理をなさらず、ずっと続けて下さい」とおっしゃいました。これもまた、人の理想と現実を良く知っている方の言葉だと思います。

私たちがらがらどんも、橋の途中で息切れしないように、無理なく楽しく山に登ろうと思います。皆さん、これからもどうか暖かく見守ってくださいね。来週6月9日の「おはなしのじかん」も笑顔でお待ちしています!いつか木村教育長にも、私たちの「おはなしのじかん」を一緒に楽しんでいただけると良いなと思います。  


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プロフィール
春樹マム
郡山市在住の主婦です。「子ども図書館」が大好きなので、ずっと一緒にいるために仲間と協力してブログに初挑戦しています。
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